この記事は2016年2月18日に掲載したものです。価格・営業日・販売中の商品は掲載当時の情報です。

気付けば四十二歳になろうとしている今年、本厄から後厄となったわけですが、年の初めから清々しい気分でいられるのは、スタッフのおかげかもしれません。小さな会社なので、若手自体も人数が知れているわけですが、それでも経験されたことがある方ならおわかりだと思いますが、社員教育とは実に骨の折れる仕事で、それが実際実るかどうかも分からない「もや」のようなもの。

更に一人一人異なるため、一から各自を手探りで指導していかねばなりません。私は日本での会社勤めを二十五歳から始めたので、人よりも出遅れてしまった。そこを補うべく、なるべく自分がカラカラのスポンジのように何にでも興味を持ち、受けた仕事はレベルが低いながらも上司の期待以上の成果を目指して、こなしてきました。起業するまでの五年の間、二つの会社に転職したわけですが、実に内容の濃い時間でしたし、まだ私は二十代でした。

二十代はがむしゃらに数をこなしながら、三十代への準備をしていく期間だと考えています。三十代はそれまでの場数を応用していく時期で、私のような四十代は応用してきた経験をある程度の形に落とし込まなければなりません。やってきたつもりでも、もっと今よりも先に進めたのではないかと自問自答したりもします。

ミルトンで頑張ってくれている二十代の若手は目まぐるしい速度で成長してくれています。それも彼女たちはまだ二十代前半ですから、当時の私はまだ社会人にもなっていませんが、今は何が楽しみかと言えば、私と同じ四十二歳になった時、どんなに素晴らしい人材となっているのかワクワクしますし、幸せな生活と充実した仕事をしていて欲しいと願うばかりです。

いい大人が若いスタッフの粗捜しをしても仕方ありません。今できる最大限の可能性を探ってもらえるようこちらが動いた方が、共に幸せになれます。ミルトンはコーヒー屋ですが、共に働く仲間にはコーヒー以外の重要な部分も体験・経験してもらい、素晴らしい人となってもらいたいと思っています。

MILTON COFFEE ROASTERY

“中南米の生産者を毎年訪ね、
20年以上、直接買い付けています。”

毎年、中南米の農園を訪ね、生産者と一緒にカッピングして豆を選んでいます。
スタッフも産地へ行き、畑や精製の現場を自分たちの目で確かめています。

スペシャルティコーヒーの目安は80点。ミルトンの豆は、そのほとんどが
カップ・オブ・エクセレンスの審査基準で86点を超えます。
価格は国際相場ではなく、生産者が続けていける経費と利益を考えて決めています。
生豆は自社で輸入し、周南市の焙煎所で、豆ごとに
甘さがいちばん出るところまで焙煎しています。