皆さん長らくお待たせしました!
新豆のアイレフレスコがようやく販売開始しました!

昨年の完売後から、セルヒオさんファンの皆さんから「アイレフレスコは次いつ入るの!?」と、
頻繁に問い合わせをいただいていました。

もちろん、毎年恒例の新春新豆福袋を購入いただいた方々にはひと足早く飲んでいただきましたが、
ようやく一般販売となりました!

以前にミルトンコーヒー公式アプリの方ではお話させてもらっていますが、アイレフレスコは実は農園の名前ではありません。
ニカラグアのセルヒオさんおなじみ「エルポルベニール農園」の中の“特級畑”。

アイレフレスコのオレンジハニーはミルトンでも最高評価ですし大好きな方も多いですよね!
この区画にも産地訪問時には必ず訪れますが、アイレフレスコはエルポルベニール農園のある山の頂上エリアのロット名なんです!
なのでアイレフレスコには修業のようにハードな登山の思い出があります(笑)

もちろん、農園全体が山に位置するので、グルーっと緩やかに蛇行しながら、でも道は獣道のような険しい通りがところどころにあり慣れない私たちからすると「これでどうやって収穫したり重たい荷物を運ぶんだろう…」と不思議でなりません。

そうこうしている内に急に視界が拓けるエリアにたどり着きます。

そこがアイレフレスコ区画。

アイレフレスコは頂上だけあって日当たりや風通しも良くベストな環境です。
が、管理は大変です!!
肥料を何キロも与えるのに台車で悪路を何往復もしなければなりません。
実際に私達も台車に載せて体験しようとしましたがまず肥料が重くて台車に載せられず…
載せられても動かせません!
農園運営のどこを切り取っても、計り知れない苦労には毎回驚きと感謝でしかありません。

余談ですが、ここで私は生まれて初めて野生のアボカドの樹を見ました!ちょうどアボカドの実もたくさん付いていました。アボカドの樹は想像をはるかに超える高さで10メートルはあったように感じます。背の高い樹はコーヒーにとっても良いシェードツリーになるので重宝しているようでしたが、きっとアボカドを商用として栽培していたら樹が高すぎて収穫が大変だから扱いやすい大きさに品種改良されちゃうんだろうなぁ。

アボカドの実は地面にもたくさん落ちていたので、ホテルへ持ち帰って食べようとしましたが、繊維質がすごくて食べにくいし何だか美味しくない…でも良い体験ができました(;^ω^)

話を戻しますが、そんなこんなで同じコーヒーでも山の麓か山頂エリアかでも栽培方法や苦労など全然違うことが分かります。
そんな環境で育ったアイレフレスコです、是非想像しながら飲んでみて欲しいです!