本来であれば産地買付目前ですが、
今年は創業以来初めて、訪問が出来ない年となりました💦

オーナーが各農園主さんと一年を通して連絡を取り合っているので、その時その時の状況は
耳にしていますが、一年の一大イベントである訪問が私たちにとってなにより楽しみでもあったので残念です(*_*)
また訪問できる時に期待して、2月は久々に通常通りすべて営業
いたします!!!!


私が産地訪問した数年の間にも、産地では毎年様々なことが起こり、課題にぶち当たり、それを乗り越えておられます。今回のコロナで例外なく農園にも色んな影響を与えているようです。
ただ、もちろん嬉しいこともたくさん起こります。

処理方法ひとつにしても本当に毎年新しい情報を耳にしますし、
4年前の訪問で「今年はここにゲイシャ種を植えようと思ってる」
と聞いていた場所から、その生豆を仕入れることが出来た時は、継続的なお付き合い
出来ていることに素直に感動しました。

日本もコロナ禍で価値観や仕事観、さらには人生観まで変わったり見つめなおしたり
している方が多いと思いますが、私自身もふと過去の産地訪問の時の感覚と重ねたり
することも増えた気がします。

今まで当たり前だったことが産地に行ったことで覆されることも多く毎年常に刺激があります。
そして言葉は通じなくても現地の方のエネルギーは十分感じ取れます。
(オーナーも毎年産地に行くと初心に帰れるといつも言います…)

それを持ち帰った時に、すぐにお客様に伝えられる喜びも毎年実感しますし、お客様もそのライブ感を楽しんでくださり、それが私たち自身のエネルギーにもなっているのだと思います。

コーヒーは農作物なので工業製品のような絶対的な物ではないのは当たり前なのですが、それもひっくるめて、いい時も芳しくないときもお互い様なので人と人としてのお付き合いがしたいと思っています。


これはサンホセ農園エウドロさんご夫妻が農園巡りの
合間にフルーツでおもてなしをしてくれた時。
現地のフルーツは基本的にとびきり美味しいのですが、このマンゴーが衝撃的で、味は美味しいけど繊維質が凄すぎてとにかく歯に挟まる!!食べにくかったです(笑)
聞いたらマンゴーの原種だそう。品種改良されたものを「普通」として認識していた私たち日本人にとっては、こういった経験もとても貴重でした。


ではでは、明日から2月。まだ寒さ厳しいですが温かいコーヒーでゆったりした時間を過ごしてくださいね(*‘ω‘ *)