ただいま「ラベンディシオン農園」のコーヒーが5種類!!揃っております。
同じ農園で何が違うの!?と店頭でも聞かれることが多いので、ひとつづつ
ご説明させていただきますね(^-^)
まず、
・ラベンディシオン農園 ハイブリッドH1種 ナチュラル処理
・ラベンディシオン農園 パカマラ種 ナチュラル処理
この2つは「ナチュラル処理」と呼ばれるフルーティーな香りが特徴的な処理方法。
元々は赤褐色の完熟果実ですが、果皮の付いたまま乾燥させることで写真のように
黒っぽいドライフルーツなります。
その乾燥過程で、果皮に包まれた果肉が発酵し、糖度の高い果肉が後にコーヒーとなる種子の部分に、香りとともに浸透して独特の香り・味わいが生まれます。
どちらも同じ処理なのですが、コーヒーの木の品種が違います!
リンゴやお米と同じように樹の品種で味の特徴が変わりますよね。
それだけで、同じナチュラル処理のこの2つも全く違った印象になるんです!!!
こちらのパカマラ種ナチュラル処理を焙煎によって差をつけたものが
・ラベンディシオン農園パカマラ種ナチュラル処理 深煎り
焙煎度合いを深めにしている分、ビター感もしっかりありながらもナチュラル特有の
フルーティーな香りも楽しめます。
とにかく甘さも香りも上品でいてコーヒーならではの苦みも感じられるので満足感は高いです。
そして、4つ目が
・ラベンディシオン農園 パカマラ種 ハニー処理
ハニー処理は収穫後、果皮は剥くものの果肉の部分はしっかり残したまま乾燥処理に入ります。
果皮で覆われていない分ナチュラルに比べると発酵状態になりにくいという違いがあります。
果肉がむき出しになっているので糖度の高い果汁が乾燥とともに粘土を増し、甘さとして種子に浸透していきます。
ハニー(蜂蜜)と表現されるだけに、甘さも酸もハッキリ際立っています。
その分余韻も長く満足感が続きます。。。
最後に
・ラベンディシオン農園 パカマラ種 ウォッシュド処理
こちらは収穫後に果皮も果肉も剥いて種子に残った果肉まできれいに水洗いして乾燥させて処理です。
コーヒーチェリーの持つ本来のクリーンな風味が楽しめます。
個人的にはこの何も邪魔しないクリーンな味わいが飽きがこず毎日飲むならちょうど良くて好きです。
一昔前は国や山全体で銘柄やイメージを表していたものが、こうして同じ農園に絞られてもなお5種類もの違った味わいが楽しめるようになったのはスペシャルティのクオリティの進化だと思います。
そしてこんな楽しい飲み比べが出来るのは、毎年絶えず色んな実験・検証をされているルイスさんと16年お付き合いをさせて頂き、色んなコーヒーを買付させて頂いているお陰です(゜-゜)
それにしてもミルトンでもこれほど同農園が揃っていることも稀なので、興味のある方は今の内に試してみられてくださいね♪