味わいの特徴

熱いうちから八角を思わせるスパイシーさが感じられ、次第にりんごのような優しい甘みが加わり、口当たりを丸くしてくれます。温度が落ち着くと、余韻にタイムを思わせるハーブの香りがふんわりと広がります。

生産情報

農園

ブリサス・デル・モゴトン（Brisas del Mogoton）

区画

エル・バレル（El Barrel）

品種

マラカツーラ（Maracaturra）

精製方法

ナチュラル（Natural）

平均標高

1450m

生産者ストーリー

これまで取引していた生産者からの紹介で、2022年に初めて農園を訪れました。ブリサスデルモゴトン農園は、3兄弟がそれぞれの得意分野を生かして協力し、運営しています。

ブリサスデルモゴトン（スペイン語でモゴトンの風）農園は、ニカラグアで1番高い山です。湿度・降水量が比較的高く、霧や雲が山体を包むことが多いこの土地が品質の高いコーヒーを育みます。

熟した赤いチェリーのみを丁寧に手摘みで収穫し、専用の水洗機で不良チェリーや不要物を取り除きます。その後、黒いビニール袋で36時間発酵させ、自然な風味を引き出します。

発酵を終えたチェリーは直射日光下のアフリカンベッドで3日間乾燥。その後、日陰のベッドに移し、27〜30日間かけてゆっくりと乾燥させます。徹底した管理により、透明感のある甘みとスパイシーで複雑な風味が実現されています。