味わいの特徴

白桃を思わせる甘くなめらかな口当たりが最初から広がり、カモミールのような華やかですっきりとした要素も感じられます。

時間が経つにつれて、グレープフルーツの酸味と深み、最後にはキャラメルのような甘みと味わいが余韻として長く続きます。

生産情報

生産者

ルイス・フェルナンド（Luis Fernando）

生産国

ニカラグア（Nicaragua）

農園

エル・ハルディン（El Jardin）

区画

ロスクアドロス（Los Cuadros）

平均標高

1230m

精製方法

カーボニックマセレーション・ナチュラル（Carbonic Maceration Natural）

品種

カツーラ（Caturra）

栽培方法

殺虫剤・除草剤不使用

生産者ストーリー

エル・ハルディン農園とミルトンコーヒーのお付き合いは2022年から始まりました。これまで福袋限定でしか味わえなかった特別なロットが、今回初めて通常販売として登場します。

農園主ルイス・フェルナンドさんは3代目。家族経営の小さな農園ながら、2006年にはカップ・オブ・エクセレンス（COE）で1位を受賞した実績を持ちます。2016年からは独自の発酵処理に取り組み、現在では「ほぼ完ぺきなカーボニックマセレーションを表現できている」と語るほどに。今後はハニー精製の研究にも力を入れると意欲を示しています。

カーボニックマセレーションとは？

もともとワイン醸造に用いられていた発酵手法で、炭酸ガスを用いてタンク内で発酵を行います。酸素に触れさせず腐敗リスクを抑えながら、定温管理のもとでじっくりと発酵を進めることで、フルーティーで甘くまろやかな味わいを引き出します。スペシャルティコーヒーの世界でも注目されている精製方法です。