この何なのか・・・は、人を雇い始めてからの課題というか、疑問の一つです。 スタッフに、「ちゃんとやっていますか?」という質問も、「分かりましたか?」の質問も愚問だ ということが分かりました。 人によって理解度に相当な差がありますし、そもそも働く上 での姿勢も意欲も異なります。
頑張ってる・・・という言葉も曖昧で、本人なりに頑張っているとはよく耳にしますが、頑張っ ているかどうかは本人が決めるのではなく、会社や周囲の人が決めることです。 たとえ 各個人のレベルが違っていても、本人が努力をしているかどうかは見ていて分かりますし、 結果が自ずと出てきます。
現在、長く勤めてくれている社員達はとにかく努力をしています。 チャレンジ精神旺盛 だったり、各自が任された仕事をどう工夫すればより質の高い仕事として進めることができ るのかを、考えながら業務についてたりしています。 それも「継続的」に。(ここ肝心!) 指示してもすぐ怠けるような人を雇うほど大きな会社でもありませんし、怠ける人は とことん怠け癖がついていることもよくわかってきました。
長年積み重ねてきた経験や癖に よって人はそうそう変われないということでしょう。 今までのトラブルや経験を、社員と頻繁に話すことがありますし、最近のケースも詳しく 検証しました。 社內で改善すべきことは改善していくまでですが、結局のところ、やる人 はやるし、やらない人はご託並べてみたところで、手も頭も動いていないのが大体のパターンで しょう。
またパターンとして、やらない人は、「自分以外」の不平不満の発言がとても多いように感じ ます。 親・家族への不満、近所の悪口、前職の悪口、同僚・上司の悪口、友達の悪口、先生 の悪口、等々挙げればキリがありません。 反面、やる人は、不平不満を滅多に口に出さず、頭を使って仕事している、もしくは生活 していることが伝わってきます。
自分の目標もあり、働く目的も理解しているのでしょう。 何がこの両者を分けるのかは私には分かりませんし、様々な仮說や検証結果も出ているこ とでしょう。 しかし、私が十年経って決心したことは、やる人はとことん育て、やらない人 とは関わらないということです。 このスピード感あるご時世でやらない人は、足かせにしか なりません。 何より私自身、継続的に努力している人と働く方が楽しいし、お客様も喜 んでくださるのがわかります。 そうするための見極めと選択をしっかりと行っていきます。