たった二ヶ月程度の間に、今まで話したこともないような方々と話す機会がありました。 丁度私も思い悩んだり、何かと納得いっていない時期だったので、今思えばそういう方々と話 す機会があったのは不思議な巡り合わせだなと感じています。

自分自身のことでは、海外のカウンセラーや専門家の方と話して元気づけられ、社內の課題 については職種は違えど、同じような経験を持つ経営者の方々からは勇気づけられ、将来的 な話は某多国籍テクノロジー企業の方と話しができ、今後のビジネスの展望と日本のこれか らについて話す機会をもらえたことで、頭の中で描いていたものがより鮮明になったことは、 とても大きな収穫ですし、近未来が様変わりするのはもはや避けられない段階だと改めて 感じました。

従来の発想のまま働いていては、良い方向には転がっていかないのは誰もが薄々感じていると は思いますが、小売業もこの先五年、十年で様変わりするでしょう。 我々も今後を見据えて、トライアル&エラーを繰り返していますが、繰り返すことで良い方 向に前進出来るように思えます。 そして、やはり以前からの考えである少数精鋭で運営 していき、現在進めている自動化出来るところは機械に任せ、人間でないといけない仕事を 優秀なスタッフが行っていく形が、私の中では最も良い選択だと最近特に感じています。

そうしたことからも、スタッフ達に体力的にもメンタル的にも余裕を持ってもらうために、 九月の店の連休(9/4~9/8)明けから、毎週木曜日を定休日にすることになりました。 やはり、お店としてのお休みが取れないと脳みそはなかなかリセットされないばかりか、 長期化すると非効率にもなりかねません。 勉強会も開きたいですし、プライベートでも、 リフレッシュしてもらいたいです。 店頭でも何名かのお客様から、しっかり休んでくださいと お言葉を頂き、本当に有難い気持ちです。よって、営業時間は短縮されたまま、定休日が 復活し、実質の労働時間も短縮されます。

ところで、先日開催されたジャパンバリスタチャンピオンシップの結果、予選を通過することは 叶わなかったスタッフの中村ですが、既に来年の再挑戦に向けて意気込んでいます。 大会で 優勝し、ミルトンをもっと盛り上げていきたいと常々言ってきてくれます。 頑張っている姿 は、その周りのスタッフにも勇気と元気を与えてくれます。 新人スタッフも中村の頑張りに 感化され、素晴らしいペースで仕事を覚えていっています。 再度、定休日を設けることで、 より強いやる気にも繋がってくれたらいいなと思います。こうした努力を惜しまないスタッフ が意義を持って働け、しっかり稼ぎ、休みも充実させることができるよう私も努力していきます。