先日、過去の経験と自分の固定概念に囚われ、なかなか思うように行動できないスタッフに「なんで子供は毎日楽しそうにしてるんだと思う?」と聞いてみました。 子供は毎日がキラキラしていて、不安に思うことなんてほとんどありませんよね。 子供が毎日色んな事に果敢に挑戦しているのは、過去に縛られていないからです。そもそも幼い頃は過去というものがほとんど構築されていないので、不安要素も少ないのかもしれません。
 
どちらにしても、これから訪れる未来に背を向けて、既に終わってしまった過去に向き合っていると、自分に飛んでくるチャンスを逃したり、気付けなかったりするわけです。未来に向き合い、チャンスをつかむ為のネットを広げ、大小様々なチャンスをパパっと掴める準備を常にしておく必要があります。
もちろん、そんなの興味ないよということであれば、それも人それぞれ。 いいと思います。
 
今日もお店で若いお客さんと働き方について話しました。 会社勤めしているのなら、会社を「使えばいい」と伝えました。 自分を成長させてくれる道具だと思えばいいわけで、自分を成長させてくれる要素が無くなってしまったのなら、更にレベルを上げられる会社に転職してしまえばいいのです。 会社に使われるのではなく、会社を利用するのです。
 
だから、仕事のせいで精神的にまいってしまったり、肉体的にボロボロになる必要なんてありません。 みんな分かっているのに、限界まで使われてしまう人が多い。 そうなってから、会社の文句を言ってみても、「いやいや、会社を使わなかったのはあなたでしょ」となります。
 
そうは言っても、嫌でも働かないと生活出来ないじゃないですかと言う人もいますが、嫌なのにそこの会社に執着する理由の方が理解できないので、自分自身を大事にした方が得なのではないですか?と返事します。 自分をしっかり持っている人には常識かもしれませんが、嫌々ながら仕事をしている人があまりに多いように感じます。 
 
要は自分の人生をどう過ごしたいのか。働き方も含め、自分自身で自由に選択し、決断・行動していいのですから、過去は過去として学び、目を向けるべきは今と未来なのです。
 
私自身も年齢などに縛られず果敢にチャレンジし続けていくつもりですが、現在の時代の進むスピードは十年前とは比べ物にならない速さです。 過去から習うことはありますが、参考にならない事態にもなっていることに多くの人が気付かなければなりませんね。
 
スタッフには、会社を利用して欲しいですし、もっと世界を知って欲しいと願っています。