生きている過程で様々な方がアドバイスをくれたり、その人が固く信じている事を伝えてきたりすることがあると思います。 耳を傾けるのも、聞き入れるのも自分次第だとは思います。 ただ、自分の気付きの為に知ろうとする心構えって大事だと思うんですよね。
それは自分を知るということにも繋がると思うのです。 だからと言って「バカ」が付くぐらい真面目に生きるのも息苦しくなるだけでしょうから、よく笑い、その日その日を満足出来るようにしていければ御の字なのかなと感じています。
自分の人生が楽しくて、充実している人はそれなりにいると思うのですが、そうは思っていない人も大勢いるでしょう。 私は幼い時からどうだったか振り返ってみれば、何だかんだ言いながら、その時を楽しんで生きてきたと言えるかも知れません。 もちろん、自分以外の人間全てが敵に感じるぐらい不安定な時期もあったり、人としての路線をずれて進んでいるのではないかと不安が付きまとう時もあり、失敗も度々起こしています。良い時もあれば、悪い時もあります。 それぞれがいつまでも続くわけではないことは誰でも理解しているわけです。何であれ、面白がるか、苦しむかは自分の気の持ちよう次第だったかなと思います。
それは、結局は自分の頭の中での世界でのみ起こっている事で、自分の感じる世界と他人が感じる世界は、たとえ見る情景の姿形が同じでも、全く別物と言えるのではと常々感じています。そこを分かっている人は、自分の失敗を人や物のせいにする発言や、妬みなどのセリフが一切ないはずです。 天に唾を吐くようなことだと認識しているからです。
だとしたら、逆手に取って、自分の頭の中で生み出された世界は、どうにでも自分で変えられるとも考えられます。 よく願えば叶うと言いますが、だいたい人生に満足している人は、自分の未来図を想像力豊かに妄想しまくっている気がします。 そして結果的に自分の進むべき道が見え、行うべき事が
見え、結果的に達成している気がします。
十代後半、学生時代のアルバイトの時に、雇ってくださった社長さんが、「まずは何でも気付きを持つことが大事だよ。でもすぐに何でも聞いていては成長出来ないよ。 やっぱり脳みそを使わなきゃね。 すぐに聞きたくなっても自分で考えてみてから気付きについて質問する習慣をつけようね。」 と教えてくれました。 きっとこれは覚えておいた方が良さそうなアドバイスだと感じた私は、それ以降これを習慣付けるようにしました。
おかげで、苦しみ、悲しみ、喜びも全てが自分の頭の中だけの出来事と気付くことが出来ましたし、一旦そこに気付くと身の回りには無数にワクワクさせてくれることが転がっていて、全く毎日に飽きることがなくなると感じます。 少なくとも私の世界では。