こんにちは!ミルトンスタッフです('◇')ゞ

今年から買付けを始めたニカラグア新農家さんの ”処理・品種違い”で味比べができるセットを販売開始しました
同じ土からできたコーヒーなのに処理方法でこんなに味が変わるんだ!とびっくりしていただける楽しいセットです♪

※「ラベンディシオンファミリーエステート」という名前の農園ですが、これまで取り扱ってきたルイスさんの「ラベンディシオン農園」とは全く別の農園です
ベンディシオンはスペイン語で「祝福」という意味を持つので、よく使われる単語の様です!

150g×2種類 4580円

このセット、それぞれの処理方法が近年コーヒー生産に取り入れられた珍しい処理を行っているので後ほど詳細を書こうと思うのですが、、、

品種と処理が違う

ってそもそもどういうこと(。´・ω・)?
という方も多いと思いますのでそちらの説明から!

品種が違うと何が変わる?
これはお店ではよくイチゴ🍓に例えてお話ししています
イチゴにも品種がありますよね
あまおう、紅ほっぺ、さがほのかなど
大きくて甘いとか、小ぶりで酸味があるとか(あんまり詳しくないですごめんなさい)品種によっておおよその味が決まるのかなと思います
あとは品種によって適した生育環境も変わってきます
コーヒーも同じように、品種からざっくりと味を想像することができるんです!
農家さんは、自分の所有する農園の気候や土壌に適した品種を探し、さらには処理と品種の相性も存在するので、農家さんごとにそれを実験して、美味しくなる組み合わせを見つけているのです(゜-゜)途方もない、、

処理が違うと何が変わる?
もし例えるとすれば、やっぱりワインが似ているのかな?
赤ワインは皮ごと、白ワインは皮を剥き果汁のみ(という私の認識が間違っていたらごめんなさい;)にコーヒーを当てはめると赤ワインがナチュラル処理、白ワインがウォッシュド処理なんでしょうね
近年コーヒーの処理方法は多様化が進んでいますが、その中にはワインから着想を得て取り入れられたものも多くあるようです

さて、今回のセットのお話しに戻り、それぞれの品種や処理についても触れてみようと思います

▶赤い袋

品種:マラカツーラ/パカマラ/マラゴジッペのミックス
⇒全て粒の大きな品種で、華やかな風味を持つ
割合が多いマラカツーラはチョコレートのような力強いコクの印象がある
処理方法:カーボニックマセレーション
⇒炭酸ガスを使用して発酵をコントロールすることでフルーティな風味になる

▶銀の袋

品種:ブルボン/カツーラのミックス
⇒全て小さな粒で、コーヒーらしいチョコレートやナッツの優しい風味を持つ
処理方法:アエロビックウォッシュド
⇒通常のウォッシュド処理に 60時間とかなり長時間の好気性発酵を追加するのでほんのりと発酵による香りがもたらされ甘みをより感じられるようになる
※好気性発酵は、空気を好む微生物を意図的に活性化させる発酵方法

今回のセットは今年ミルトンが初めて扱う生産者さんのコーヒーで、同時に、日本への輸出が初めての農家さんなんです

コーヒー生産国からすると”日本は美食の国”らしく、日本で自分のコーヒーを評価され、販売できることは農家さんにとってすごいことなんですって!

今回は各銘柄の仕入れが焙煎1回分のみの量だったので 限定100セット販売なのですが・・・ すでに店頭や通販で40セットは完売しました

ブログがマニアックな内容になった割にはセットの販売期間が短くて、何人が読んでくれるんだろう、、と心配( ;∀;)
ここまで読んでくださった方がいればスタッフの励みになるのでぜひコメントください(笑)

来週あたりご自宅にハガキが届きはじめるのでご興味のある方は早めにご購入くださいね(._.) 
ミルトンならではの飲み比べセットなので 完売しちゃう前にぜひ飲んでみてください!