2019年以来、中止していた産地買付ですがようやく行くことが出来ました!

といっても今年はオーナーのみの訪問です。

ただ今、コロンビアに滞在中。

今回の買付はコロンビア、ニカラグア、エルサルバドルの3か国をトータル2か月半滞在する予定です。

毎年スタッフみんなで訪問していた中米ニカラグア・エルサルバドルに比べコロンビアは格段にハードなのだそう。

でも、コーヒーのカッピング(テイスティング)では、ひっくり返る程おいしいコーヒーがいっぱいあった!と連絡がありました。

ここで買い付けた豆を実際に皆さんに飲んでいただけるのはまだまだ先になりますが楽しみにお待ちください(^-^)

さて、オーナーはこの後中米ニカラグア、エルサルバドルに飛びますが、2022年収穫の中米の豆が今まさに日本へ向けて海の上です。ややこしいのですが、こうして買い付けに行って選んだ豆は、実はまだ収穫中なことが多いので今から収穫を終えて処理して乾燥させて寝かせて水分値を下げて輸出の手続きをして…というなかなかの行程を踏んで私たちのもとに届くので、半年程度はかかってしまいます。

コンテナ船に乗せて輸送しますので、2-3か月(コロナ禍の序盤にはもっと)かかってしまいます。そんなこんなで来月到着予定ですので、こちらの方は秋ごろから順次販売できるかと思います。

そして新豆が届いたころには現地では既に実を付け初め、収穫の準備が始まります。

それと共に、私たちも次の買付に向けて現地とのやりとりや航空券の手配などの準備が始まり、収穫や買付が年に一度とは言え息つく暇がないような感覚です。

正直なところ、今年は世界的にもコーヒー豆が減産傾向で特にニカラグアは、ミルトン17年の中でも最も採れ高の少ない年となってしまいました。更に新型コロナウイルスやロシアとウクライナの戦争の影響ももちろんあります。燃料高騰・円安、そして国内でも全てにおいて物価高騰しており、直輸入で製造小売業という私たちのような商売には大打撃です。

日本国内のロースターさんは皆さん同じように影響を受けられていると思いますが、折角コーヒー産地側が年々レベルをあげられているのに、こちら側で質を落とせませんし、その思いはどこのロースターさんも同じだと思うので今は苦しい時ですが、美味しいコーヒーを提供し続けるために色々踏ん張り時なのかなと思います。

やっと少しづつ海外に出られるようになり、また能動的に仕入れや活動出来ればいいなと思っています