既にお盆休みに入ったよ!という方もちらほらご来店いただきました♪
今年は真ん中で途切れてて連休の方と小刻みの休みの方がおられるようですね。
通常であれば帰省される通販のお客様や、遠方から帰省してきた家族を連れて来店下さる、1年の中でも楽しみな時期の一つなのですが今年はそうもいかないようです('_')
昨日は久々の常連さんが初めて娘さんを連れてきてくださいました!
県外の大学4年生だそうですが、コロナになってからずっと山口に留まってるとのこと…
このタイミングで動くのは親御さんも心配ですよね。
で、この娘さんを何故連れて来られたのかというと、、、
「フェアトレードに強く関心がある」から!!ずっと連れてきたかったけど時期を見計らってたようです。
ミルトンはフェアトレードとは特に謳ってはいないのですが、確かに豆の袋の裏にもミルトンが掲げる条件として「農園主の元で働く労働者が平均もしくは、それ以上の賃金を得ていること」が挙げられています。
ただ、これは私観ですが「フェアトレード活動をしよう!」ということでは全然なくて、産地買い付けに行って現実を目の当たりにしたときに、そうあって当然だ。と思いましたし、だからミルトンとしてもわざわざ言わないんだ!と納得したのを覚えています。
他にもいくつか条件を記載していますが、本当に全てが繋がっていてこのサイクルを継続する為には自然とこうなるなと今なら強く思います!
実はこの豆の袋に記載されている内容は、この娘さんだけに限らず、意外と多くの方が熟読してくださっているようです。
参考までに記しておきますね!
- 雑味のないクリーンで個性豊かな風味を持つ液体であること
- カップオブエクセレンス(COE)のカッピング基準で85点以上であること
- 国際相場による価格決定ではなく生産側の経費や利益を考慮すること
- コーヒーの出所が明確であり、いつでも知りたい情報を得られる農園主達との連絡パイプがあること
- ミルトンと長期に渡ってお付き合い可能な生産者であること
- 汚水管理や森林環境に配慮している農園であること
- 農園主の元で働く労働者が平均もしくはそれ以上の賃金を得ていること
私たちは、実際店頭に立つスタッフも実際に現場に足を運んでいます。サスティナブルでトレーサブルなものは
品質管理の上でも大切な要因の一つなので、お客様の安心感に繋がります。近年では個人レベルでそういった事へのアンテナが鋭い方も多いなと肌で感じますし、これまで10数年地道にコツコツ取り組んできた私たちからすると喜ばしいことです。
今回の大学生も、この若さで広い視野で物事を深く考えることに、逆に感心してしまいました。
そして、そこまで興味持たれるならいつか一緒に産地買い付けに行きたいですね!と言ったら笑って「行ってみたいです!」と。
2年前に一緒に産地に行った男子大学生も来年卒業です。
どんな大人になるのかなぁ・・・