【2023/10/1】コーヒー屋イチの重要スキル『カッピング』

「カッピング」とは、簡単に言うと「テイスティング」のようなもので、

コーヒーの味を評価するために最も重要なスキルです。

カッピングスキルがないと仕入れの際に正しい評価が出来ず、自分の扱う豆の判断基準が持てません。ということは、仕入れ価格は業者のコントロール下にあるということになります。

ましてやミルトンは直接取引なので正しく点数が付けられないとフェアな交渉ができません。現地では生産者を目の前にしてカッピング、スコア付けをするのですが現地のカッパー達とかけ離れた点数が付いてしまうと交渉上、不利になってしまうということになりかねないのです。

幸い、ミルトンはオーナーが元国際審査員をしていたこともあり、現地のヘッドカッパーと点数がほぼ揃います。そういったことも現地での信頼関係に繋がっているのかもしれません。

さて、これは個人的な楽しみと言うべきかもしれませんが、生産国に行ってカッピングをさせてもらっていると、アメリカやヨーロッパの有名ロースターが購入したコーヒーとお目にかかれます。または大手チェーン店やインポーターのコーヒーもカッピング出来たりします。
あそこはこのレベルを買っているんだと知ることが出来、ハイスコアなコーヒーであればあるほど、そのブランドのイメージと合っていれば、流石だなと勝手に感じるゲームをしています。ちょっとした自分だけの楽しみのようなものです。


ちなみにこれはサンフランシスコのフォーバレル出荷分。他にも幾つか有名どころの名がありました。

いいコーヒーは海外勢は確実に買い付けていますね。
豆もさることながら、焙煎も流石で、ばっちり決まっていましたのでカッピングが楽しかったです。Joaquín さん、どうもありがとうございます!

こちらは先日コロンビア訪問した際のカッピング結果をホワイトボードに書き出したもの。現地で頻繁にカッピングをしているカッパー達、中にはナショナルカッパーもいて彼らとの擦り合わせもお互いにとって大事な仕事だと思います。
ミルトンの採点が右端のTanakaと書いてあるスコア。Geishaが90点オーバー出ました!

コロンビアはメインの収穫期が年に2回ありますが、その合間もちょこちょこ収穫できたりするわけです。家族経営の農園が多いですし、山も急勾配でなかなか厳しい状況での栽培や収穫の作業となります。 

それらを集めてまとまった量を確保しなければなりません。微妙にスコアも違うものをブレンドしてまとまったロットを作るようなものです。ナノロットであれば、混ぜることもないかもしれませんが、1袋ぐらいしかできないかもしれませんので、せめてマイクロロットぐらいまでボリュームを上げてブレンドしてもらう方が現実的です。

とんでもないハイスコアなコーヒーがあればもちろんナノロットでも買い付ける価値はあると思いますがその分値もはります。
まずは正確な品定めが原則必要となります。

 

 このように、生産地では行く先々でカッピングして回りますが、毎度点数をつける時は集中力を切らさないようにしています。特に一日の終わりの回では疲れで目も充血気味の時もありますが、生産者にこの点数がフィードバックされると思うと真剣に向き合いたくなります。

0.5点の差や1点の差がどこに生じたのかも、一緒にカッピングする現地のカッパーと擦り合わせをします。どちらが正しい正しくないという話し合いではなく、お互いの質の捉え方や、点数をつける上での加減を理解し合う感覚で行っています。

カッピング力というのは自分で身に付けることが出来る人でも、第三者のカッパーの意見を聞くことが多いかと思います。小規模農家さんは乾燥を依頼したり、輸出を依頼している場所にカッピングをお願いするケースが多いですが、若い農園主さんは自分でどんどんやろうという方も多く、自身でQグレーダーの資格取ってカッピングして尚且つ第三者にも意見を求めるパターンが増えていくかもしれません。更には今のところは稀なケースではありますがイカワとか使って自身で焙煎までしたいという方もおり、味が取れること(カッピングスキル)の持つ意味を生産国で急速に重要視され始めているのを感じます。

 

【2023/9/6】ゲイシャって知ってる(゜o゜)!?

ゲイシャ種。

コーヒーの品種の一つですが、ミルトンコーヒーでも毎年福袋に入れたり、最近は立て続けに販売したりと目にすることも多かったかと思います。

パナマを皮切りに世界中で大人気の品種ですが、ゲイシャ自体も30-40タイプに分かれるって知っていましたか?
タイプ別に番号が付帯しているのですが、全部が同じ味ではありません。それぞれのタイプが異なる土地や微気候によって風味特性を変えるわけです。

収穫後の処理も今ではパナマでは天日干しをしていませんし、ゲイシャの木特有の性質上肥料の内容から散布するタイミング、頻度を他の品種とは変えなければいけません。
農地に苗を植えてから早くて2年目から収穫出来るようになりますが、しっかりと本来の風味を出すようになるには5年はかかります。

美味しくなければ売れませんから、育てたゲイシャも伐採し、新たなタイプや品種に植え替えられます。 なかなかの手間のかかる品種なのです。 値段が高くなりやすいのは特徴的な風味だけではなく、とにかく手間とコストのかかる品種だからです。

数年前にパナマのエスメラルダ農園のゲイシャが脚光を浴びてからというものの、コーヒー好きな方であれば1杯何千円とするそれを口にした方も多いかと思います。が、先に言いましたがゲイシャ種のタイプも多く、更にそれを植える国、もっと言えばテロワールが違うので風味としてどんな仕上がりになるかははかり知れません。実際にミルトンで販売したロスピリネオス農園やエルカンバラチェ農園のゲイシャはどちらもニカラグア産でエウドロさんとサミュエルさんはご近所農園なのですが、違った印象。そして今まさに販売中のエルコロッソ農園はエルサルバドル産で、華やかな感じはパナマのものと通じるものがありますが、やっぱりハッキリ違います。

一度基準を作ってしまうと「これはゲイシャではない(ゲイシャっぽくない)」とレッテルを貼られがちですが、決してそういうことではありません。コーヒーに携わる仕事の方はご存じだと思いますが、ゲイシャといえばこの味!とハッキリあるものではなく、色んな要因で色んな特徴になり得るという前提で、楽しんで頂けたらいいなと思います。好みにあうゲイシャ種に出会ったり、出会わなかったりがありますし一概に美味しい、美味しくないとは言えないかも知れませんね。

さて、昨年のエルサルバドルのフェルナンドリマさんを訪ねた際に、まずは昨年の2021年にCOEで3位のプレジデンシャルアウォードを獲得したゲイシャを見に行きました。初めて植えた時に訪問した時点では、ほとんど枯れかけていていましたが、ゲイシャ種の特徴を勉強し、2度目から全く問題なく育ち、結果90点オーバーで受賞するに至りました。しかも一番素の味が分かるウォッシュドで。
この元の種は多くの皆さんがご存知のパナマの超有名農園からだそうで、100%ゲイシャとなります。来年はコンテストに出品せずに皆さんにかって買ってもらおうかなと、言っていましたよ!

 

写真はフェルナンドさんと次男のアンドレスさん。エルコロソ農園でゲイシャについて説明してくれているところです。

とはいえ、ゲイシャを育てる事自体が難しいと、どこの生産者も言います。特に最初の1-2年は試練かもしれません。
あれ?去年植えてたゲイシャはどこ行ったの?と聞いて、1年持たなくて育ちが悪いからパカマラに植え替えたよ!なんて会話もありました。
実際撮影した場所もきっと苗が死んでしまうだろうと、パカマラとゲイシャのダブル植えをしていましたが、思いの外ゲイシャが育ってきたので、残念ながらパカマラはお役目ごめんで切ってしまいます。
それでもゲイシャが育ってくれて笑みも溢れるフェルナンドリマさん。嬉しそうに話してくれるのが印象的。
フェルナンドさんは今年も新たなエリアにゲイシャ種を植えています。
同じ所に成長の早い木と遅い木を植え、どちらがこの土地に合うのか、どのような味わいになるのかを検証しています。
結果がわかるまでには後2.3年かかるでしょう。

こうやって数年先を見据え、より良いものを作る為に農園に投資をしています。

特にゲイシャ種は利益が出るまでには10年かかるそうですが、
それも楽しみながらやっているとフェルナンドさんは話してくれました。

【2023/7/26】シェードツリーってなに!?

「シェードツリー」という言葉は聞いた事がありますか?

シェードツリーとは、コーヒーの木に長時間直射日光が当たらないようにする為にコーヒーの木よりも背の高い木を植え、陰(シェード)を作ってあげる為の木を指します。

もちろんコーヒーの木は植物ですので、他と同様に水も日光も必要不可欠です。ただ、生命維持のための光合成だけでなく、他にも「高品質(=美味しいコーヒー)」になり得るための条件にもシェードツリーは関係してきます。

その理由はこのようにいくつかあります。

①コーヒーの葉が長時間直射日光に当たると日焼けする(葉焼けすると栄養不足となり生育状態が悪くなる)

②地表の温度の上昇を防ぐ

③種目の違う植物を植えることで多種多様な動生物が集まり、有機物の影響で良質な土壌となる

④風や霜などからコーヒーの木を守ってくれる

この写真はコーヒーの木がまだ小さく、シェードツリーが高くそびえたっているので分かりやすいかと思います。

シェードツリーを植えると当然コーヒーの木を植える面積が狭まるので収穫量も減ってしまいます。それでも植えるメリットや必要性は多分にあることがお分かりになるかと思います。

余談ですがミルトンの店舗でも創業当初からコーヒーの木をいくつか育てているのでかれこれ20年近く日本の過酷な環境で育てています。四季があるので出来るだけ現地の環境に近づけるよう工夫はしています。

基本的に冬は室内の日当たりの良い場所へ、暖かくなってきたら外の軒下へ移動させます。

が、3年前ちょっとした事件が起きました。。。

この軒下の向きが西側にあるコーヒーの木が葉が焼けたような枯死したような状態になってしまいました。日中は軒がしっかりシェードツリーの役割を果たしてくれているのですが夕方になると特に花畠店は西日が強く、葉にダメージを与えてしまいました…気づいてからすぐに場所を移動させましたが、この少しの移動も木にとってはストレスになるようで、なかなか回復に時間が掛かりました。

ただでさえ地植でなく鉢植えですので根がはびこるのも窮屈そうですし、やっぱり適所ってあるんだなぁといつも思います。

日本でもコーヒー農園があったりハウスで栽培されているところもあるようですが、並々ならぬご苦労があるんじゃないかと思います。

近年は紫外線がより一層強くなりシェードツリーの重要性が一層増してきたと生産者達は話してくれます。

皮肉なもので、日光を当てた方が生産量も増え収入も増えるわけですが、その分木にはストレスとなり木の寿命が縮んだり、年によっては収穫高が大幅に減産となってしまうなど、彼らの生活までもが安定しないものとなってしまいます。目指すはまずは毎年安定した量を生産する事となりますので、シェードツリーを上手に管理しながら、枝ぶりも調整しながら、陰のコントロールをしていくわけです。

実際の農園は想像をはるかに超える広さなのでシェードツリーの管理だけでも、相当な作業となります。

フェルナンドさんは沢山の苗木を植えていて、更に農園に植えるシェードツリーも沢山種から育てています。
自身の農園に適した木を植え、より良い環境でコーヒーを育てる事が出来るそうです。


そういった細かなこだわりが毎年Cup Of Exellenceで入賞する理由の一つなのかもしれませんね。

【2023/6/16】生産者も本格的に焙煎を始めています

スペシャルティコーヒーが本格的に広まって、生産国でも意識や流れが大きく変わったように感じます。

私たちが産地買付を始めた20年弱前、生産者さん達のほとんどが自分で作ったコーヒーは飲まない(正確に言うと味が取れない=カッピングスキルがない)ために、クオリティの判断が出来ず品評会やバイヤー任せだったところがありました。

自分でジャッジできないということは、コーヒー作りや処理などの生産過程における課題が見えず、改良もしにくいということです。

それがここ20-30年でスペシャルティコーヒーが飛躍的に広まったことに比例し、コマーシャルコーヒーでなくこの分野に農家として、ビジネスとしての可能性がおおいにあるということに気づき、動き始める生産者が増えました。

それには生豆の品質を上げていくことが必須であり、その為には自分たちが理解をしなければなりません。

今までのようにただ物理的に生産し、量で取引をする時代から質で評価され、取引をする方にシフトしていく農家さんが増えると同時にカッピングを学び、焙煎を学び、消費国と同じ土俵で語れなければフェアトレードは叶いません。

同じように私たち消費国側(バイヤー)も、産地を理解する必要があります。どういう条件や環境だとどういう味になり得るのか、取引する上での消費国との認識を擦り合わせることも大切です。農家さんは何年もかけて(時には何十年も)生産の計画を立てます。

一度植えてしまうと長い木で100年も生きるので、いつどのエリアにどの品種をどのくらい植えるのかをテロワールの相性を踏まえながら考えるのです。消費国側は、「この品種のこの処理を〇袋欲しい」などと簡単に言ってしまいそうですが、そんなシンプルな話ではありません。オーダーを受けてくれたところで、本当に輸出するまでは、それがきちんとした品質で商品(生豆)となるかは分からないからです。

さて、生産者の一人であるルビオさん(87点台でCOE1位受賞)は、ロースターでもあり、焙煎機をも自作するエンジニアでもあります。
オーナーが前回訪問時に、焙煎するところを見学させてもらったそうです。とても自作したとは思えない36キロバッチロースターで、今回受賞したロットのカーボニックマセレーションを焙煎。いつもはローカル市場用に焙煎しているそうですが、ニュークロップのしかもカーボニックマセレーションを焙煎する様子は慣れているな〜と感じさせるものがあったようです。しかも年間1コンテナ分を焙煎して販売しているのですから、スーパー生産者です。
自前のエアロプレスで飲んだところ焙煎もクリーンに焼けていて、風味のメリハリこそ弱いもののパパイヤやマンゴー、赤いリンゴにタマリンドを感じるしっかりとした風味がきちんと出ていたそう。

生産国で活躍するバリスタの方が選手権等で目立ちますが、ルビオさんのような器用な生産者もいると言うことも興味深いところです。

 また、Bella Aurora CoE 5位を獲得したルイス ホワキン ロボさんもカッピングに注力されており、産地訪問中も彼から直々に朝からカッピングのご招待。3代目となるルイスさんは16年前からカッピングの重要性を感じ、今ではIKAWAを使って自ら全てのロットごとで焙煎し、カッピングしています。

実際に5位のサンプルも用意してくれていて、なかなかの別格ぶりのマラカツーラ種のウォッシュドでした。余裕で89点は付きます。試しで作ってみたというナチュラルもカツーラ種でしたが、バランスの良さといい、豊かな丸みを帯びた質感といい、ナチュラルを作り始めて2年目とは思えない完成度に驚きです。

生産処理場でカッピングを用意したのは初めてだよと話してくれ、最後にはとても充実した有意義な時間だったと言ってくださり、こちらこそわざわざ全て用意して下さり感謝の気持ちでいっぱいです。

Four Barrel やCafe Ladró、CoavaやCarabelloなどアメリカのロースターをメインに出荷していますが、日本のスペシャルティのロースターにも卸し始めたいという事なので、日本のロースターの店舗に並ぶ日も近いかもしれませんね!

 

CoE4位のロスボルカンシートス農園のセルジオグティアレスさんはコーヒー農園だけでなく、これから自分が焙煎したコーヒーを使ったカフェも始めようとしています。こうした自分のコーヒーを焙煎したり、カフェで提供するスタイルはニカラグアではまだまだ新しい試みと言えますが急速に広がる予感がしています。

 

このように生産者自身が自分のコーヒーを適切に焙煎して、カッピングで正確な評価が出来ることは、その後の品質レベルアップにとても大きな影響を与えます。
先日農園に招待してくれたCOE受賞者達からの依頼で今回の訪問中、半日ほど焙煎のイロハとカッピングセッションを行い意見交換する機会を設けました。
異なる焙煎の温度帯の味の影響や、豆のポテンシャルを出す方法など、自分の舌で感じることが出来たことが収穫だったのではないかと思います。

こうした擦り合わせにより生産国側と消費国側のギャップが減り、取引においても本当にフェアで透明性のあるトレードが出来ると感じています。もちろん良い豆は日本にいながら手に入れることは出来ますが、現地と相違ない品質の善し悪しの判断基準を持ち合わせていることが前提にある気がしています。

【2023/6/7】農薬の本当の話

とっても地味なコーヒー農園の地面の写真ですが、状況がとても分かりやすい写真ですのでご紹介します。

 

左半分は除草剤を使っている生産者の土地で、草が黄色くなっています。そのうち茶色になって枯れていきます。
右半分が薬品に頼らずmachete(マチェーテ)という鉈を使って人海戦術で雑草を刈っている生産者の土地です。

ミルトンでで取引きのある生産者は全員この後者の土地にあたります。

お察しの通り除草剤の散布は簡単に行えますし、短期間で終えれるので人件費削減がメリットと考えられますが、与えるダメージは雑草だけでなく土壌のバクテリアや土地に必要な植物にまで影響を与えます。

コーヒーの木に何も影響が無いとは言い切れないでしょう。

右側の土地の生産者は人件費は一見嵩むように感じますが刈り取った草はそのまま有機肥料となり、微生物の繁殖にも貢献し、土壌が柔らかくなり、コーヒーの根も張りやすくなるなど、メリットがとても大きいのです。

手作業の草刈りをするには広大な農園なので作業が大変ですが、長い目ででみた時には土地が痩せていく除草剤はデメリットが勝り、サステイナブルではありません。

そんな話当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、意外とその簡便性から除草剤を使う生産者は少なくはありません。
こうした地味で細かいところも我々は確認しながら買付けを行なっています。

農園同士の境界線が柵で仕切られているケースばかりではなく、ぱっと見では写真のように境目がわかりにくいのですが、地面を見てみると明らかに土壌の様子が異なるので、そこが境界線だと分かります。

小ネタですが、実は実際の費用を長期間で統計で取ってみるとmacheteで人件費をかけて草を刈った方が最終的には除草剤よりも思った安上がりだという話を実際に聞きました。

正にサステイナブル万歳です。

 

 

少し話が逸れますが、一言で農薬と言っても除草剤・殺虫剤・殺菌剤の総称を「農薬」と呼びます。

そしてこれが厄介な誤解を生んでいるのも事実です。

コーヒーづくりにおいては無農薬は実現できても化学肥料不使用というのはかなり現実的ではありません。

化学肥料が悪というイメージも広がっているようですが、実際は人体や環境に悪い影響はありません。

20年近く農園をまわりながら買い付けをしてきていますが、無農薬は可能でも化学肥料不使用はかなり難しく、現実的に持続可能ではないことが分かりました。

私どもも当初は気にしていましたが、気にしないといけない物質と、気にしなくてもよい物質に分けて考える必要があります。

 気にしないといけないのは、殺虫殺菌剤と除草剤です。

特に除草剤は取引農園では自主的に禁止しています。

殺虫殺菌においては虫捕獲機や天然素材の銅などの散布を行い、被害を最小限に抑えてもらっています。

ほとんど気にしなくて良い物質は化学肥料ですが、その使用するタイミングと有機肥料とのバランスが大切です。

化学肥料は即効性はありますが使いすぎは土を痩せさせ、持続可能な農業に繋がりません。

そこで手間暇とコストのかかる有機肥料作りが出番として出てきますが、効果が見えるまで

最長数年かかるというデメリットも存在します。

 

そこでコーヒーの花の開花前にだけ、即効性のある化学肥料を与え均一な開花を促す生産者がほとんどです。

その物質が木そのものに蓄積されることはなく、ましてや我々の口に入ることはありません。

 

実際、エルサルバドルのリマさんも開花の時期にだけですが、開花を促進させるために化学肥料を利用しています。

逆をいえば、それら完全不使用のコーヒーを作るとなると、効率も悪くかなりコストが上がりますので、我々も従来の何倍も原価が上がり、消費者もコーヒー1杯あたり数千円ということになりかねませんから持続可能とは言えないかなと思っています。

 

最近は情報が蔓延した影響で、誤った知識や思い違いをしやすくなっているとは思うので私たちも色眼鏡で見るのではなく実際に現地へ赴き、自分の五感で正しいものを吸収し、ご提供できたらと思っています。

毎年念のために農薬等に関しては各生産者と農園内を回りながら確認しておりますので、安心してお飲み頂けます。

 

そして、コーヒーの害虫と言えばブロッカ、またの名をベリーボーラーと言います。

乾燥を好み、実の先端から侵入し、徐々に内部を食い荒らしていきます。
手遅れの場合は生豆に到達されてしまい、欠点豆の被害が拡大してしまいます。

早期の処置が要ですが、今年は例年になく雨ばかり降るので、ブロッカの被害が少ないようです。

(※ブロッカと降雨量との関係はかなり密接に繋がっています)

ブロッカのような害虫にとどまらず、菌が付着することで起こるサビ病も重大な問題の一つです。

こういった問題をその場しのぎで対処するのではなく、人体の影響や自然破壊・環境問題などを鑑みながらうまく対処していくことが持続可能な農業だと感じます。

 

参考までに、ミルトンで主に取り扱うコーヒーの情報としてこちらにしるしておきますね! 

【ニカラグア】

殺虫剤  不使用

除草剤  不使用

化学肥料 開花時期だけ使用

 

【エルサルバドル】

殺虫剤  不使用

除草剤  不使用

化学肥料 開花時期だけ使用

※エルサルバドルから購入している取扱い農園は全て活火山のエリアに位置します。

過去の噴火の影響で火山灰が堆積して酸性に傾いている為、より酸性に傾く化学肥料を物質的に与えることが出来ません。

また、標高が高く気温が低めのおかげで害虫が登ってこず、対策等もほとんど必要ありません。

 

 

 

 

 

【2022/1/4】新年あけましておめでとうございます。

皆さま、新年あけましておめでとうございます。
ミルトンも本日1月4日より2022年の営業がスタートしました!!!

毎年のことながら初売りの日は、年末にご予約頂いていた新豆福袋の受け渡し初日でもあるので多くの方にご来店いただきました♪

実際、予約の時点で本当に楽しみにしてくださり、今日も開店前から待っててくださるお客様も!!!
早くみなさんに飲んで頂きたいです!(^^)!
また混みあうことが予想されるため配送もおススメしており、通販のお客様や自宅配送ご希望の方への発送の準備も着々と進めております(^-^)
通販の方はご注文の順に順次発送いたしますので、2-3日かけて発送完了の予定です。 楽しみにされている皆様、もうすぐ届きますので今しばらくお待ちくださいませ。


皆さんはどんな年末年始を過ごされましたか!?
まだまだコロナ禍ですので派手なことは出来ませんが、私は友人の家に行ったり家に招いたりで、外出こそ控えたものの久々に会ったり話したり、充実した休みを過ごしました(^-^)
仕事始めでは他のスタッフとも5日ぶりに会い、(とっても久しぶりの感覚です笑)みんな気が済むまで寝たり、家族で過ごしたりと思い思いの休みを過ごしているようでした。家族親戚が集まるのはお正月がメインだと思いますが、そんな時にミルトンのコーヒーやドリップパックを手土産にして下さる方が本当に増えたと思います。

12月はお歳暮はもちろんですが、大人数で楽しむためのコーヒーを買い求めて来られる方が多いので、私自身もお正月は家族みんなでコーヒーを飲みながら、ミルトンのお客さんも今頃みんなで飲んでるのかなぁと思ったりして過ごしていました(^^)

さて、ミルトンは今17年目の年となりますが、コロナの影響で初めて産地に行けないという事態となりました。
それでも今回の福袋のラインナップを見ていただけると分かると思いますが、通常では手に入らないようなコーヒーや珍しいコーヒー、ミルトンのお客様に喜ばれそうなコーヒーを農家さんはたくさん提供して下さいました。

セルヒオさん、ルイスさん、エウドロさん、サミュエルさん、フェルナンドさん、エルネストさん。これらの取引農家さんはこれまでのお付き合いによりミルトンのお客様が求めているレベルをとてもよく理解して下さっています。今年も最高品質のコーヒーを皆さんに無事お届けできることに本当に感謝しかないです。そしてコロナが落ち着いてまた会えた時にそれを伝えたいですね!


では今年もミルトンコーヒーロースタリーをどうぞよろしくお願いいたします。

【2021/11/24】エルサルバドルの新豆到着!早速試し焙煎です。。

改めてですが、ミルトンでは毎年自分たちでコーヒー産地へ行き、農家さんから直接コーヒー豆を仕入れているので、毎年各国からコンテナ船で輸送され、輸入しています。

そしてつい先日も、エルサルバドルからのコンテナ(生豆)が到着しました!!!
例年だと夏ごろに届くのですが、昨今のコロナの影響、また昨年に続き、今年は特に世界規模で主要コンテナ港の混雑状況が更に悪化するという稀に見る事態となり、正直私たちもハラハラ...(*_*;

私自身も輸入業務に携わらせてもらってから、海外から商材を仕入れるってこんなに大変なんだ!と驚きました。特にコーヒー生豆という特性上、目視では品質の善し悪しが分からないこと。尚且つ納品までに多くの輸入工程を踏むので、色々なリスクも考えられます。その上で一番重要だと感じたのはカッピングスキルです。カッピングとはそのコーヒーの品質を味で評価することなので正確に表現でき、スコアを付けられないことには始まりません。そして信頼できる業者の選定。今でこそ改善されて来ているとは思いますが、悪質な輸出業者などによる商品の差し替えなどよくある話でした。また、日本に無事に到着したところで日本の厳しい品質検査(農薬など)をパスしなければ、モノが届いていても輸入許可がおりません。今年のように船の渋滞や航路変更、更には為替リスクなど本当に色んなリスクをはらんでいるので毎年この時期は内心ドキドキしながら待っているんです。。。
とにかく無事に着いてくれて本当に良かった!!

さて、このエルサルバドルの新豆、販売に向けて早速サンプル焙煎を行ないました。

販売用の豆は普段、もっと大きな35キロ焙煎機で一気に焙煎しますが、サンプル焙煎では小さな焙煎機で少量づつ焼いて、プロファイル(焙煎方法)の研究や味のチェックをしながら販売に向けての準備を行なっています。

今年はニカラグアに続き、エルサルバドルのリマさんも受賞されました。
実はリマさんの事務所には、壁一面(しかも四方!)にびっしりCOE受賞の賞状が
飾られています(゜-゜)
その国でトップ10に入るということは、とんでもなく凄い事なんです!

ニカラグアでも今年のCup Of Excellence(国際品評会)では上位10位中5銘柄が
ミルトンの取引農家さんが受賞されるという過去最高の成績でした!

そんな最高品質のスペシャルティコーヒーが取り扱えることや、皆さんに飲んでいただけることは
とっても光栄です(*‘ω‘ *)

エルサルバドルの新豆は順次販売していく予定です!通販サイトにも同時に載せていくので楽しみにお待ちくださいね♪

【2021/11/02】余った水出しアイスコーヒーの活用法

今年は残暑が続くと思ったら一気に涼しく…むしろ寒くなりましたね!
意外と知られてないんですが、実はミルトンでは水出しアイスコーヒーを1年中製造・販売しております。とにかく作り置き出来て楽チンなので一年中常に冷蔵庫に作り置きしてるよ!というかたも少なくありません。
とは言え大多数の皆さんは、毎年9月に入った途端にホットへ切り替えられます。

今年は9月に入ってもまだまだ暑く、更には10月になっても水出しが良く出るという稀に見る年となりました(+o+)
ギリギリまでホットにするかまだアイス用を買うか迷われていた方も多かったですね(;^ω^) 

今年のように夏が長引いた分、急に涼しくなったりすると多めに買っていただいていた水出しアイスコーヒーが中途半端に余ってしまうこともあるんじゃないでしょうか。。。

そんな方に是非試してもらいたいのですが、水出しの個パックから粉を取り出し好きな器具で
ホットコーヒーを淹れてみてください(゜o゜)!!

一袋40g入っているので1杯分だと半分の20gくらいで十分です

ペーパードリップの場合は少量の熱湯でしっかり蒸らしをしてくださいね!

プレスだといつもと同じ感覚で淹れても濃く感じるかもしれませんので、その時は後からお湯で好みの味まで薄めていくことをおススメします!
(※ミルトンの水出しアイスコーヒーは、低温の水からでも十分香りや甘さ、味が出るように濃い目のブレンドとなっています。)
水出しアイスコーヒーは、水から抽出するのでホットと違い本来は香りをしっかり出すことが難しいのですが創業当初に試行錯誤して作り上げたブレンドで、決して炭火焼のような苦味やエグミはなく飲み口は香りと甘さで余韻はスッキリしています。

また当時はまだ珍しかったのですが、不織布にパックされているので麦茶のパックのように浸けておくだけという手軽さもあって当初からかなりの人気商品(むしろ夏場は水出しアイスコーヒー専門店くらいよく出ます…)ですのでまだ試されたことない方やギフトでも本当におススメです!!


今年から水出しのパッケージもリニューアルし、可愛い装いにもなりギフトで受取った方もパッケージを見ればミルトンの本気度合いが伝わるのではないでしょうか。。。エージレスを封入したことで常温でも未開封の賞味期限が6か月と延びました!
更に開封後もしっかり空気を抜いてチャックしていただき冷凍庫保管をしていただくことでより風味が保たれやすくなります。

余ってもったいなかった・・・と諦める前に、ぜひ最後まで美味しく飲み切って頂けると嬉しいです(^O^)♪

【2021/10/1】10月の「ミ・ル・トン」の日は増量デー♪

いきなりですが創業17年になるミルトンで意外にも初めての豆増量イベント
「コーヒー豆増量デー」キャンペーンを開催します!!!

3日(ミ)・6日(ル)・10日(トン)という語呂に無理やり合わせて(笑)
この3日間にご購入・ご注文いただいた方は以下の案内の通り、増量させていただきます!

いつもミルトンのコーヒーを飲んでくださっている方に、
お店からのささやかなプレゼントです(^.^)
ちょっぴりの増量ですが、どうせ買うならおトクなほうが嬉しいですよね♪

何より私たち的に嬉しいのは、
今回は通販のお客様にも適用できるイベントってことです!!
いつも、どうしても店頭でのイベントだったりプレゼントだったりに偏りがちで
通販のお客様には通販ポイントという形でしか還元できなかったので...
通販では毎回、一人一人にお手紙を書かせていただくのですが何せお会いしたことがありませんので勝手に想像をしながらコーヒーの好みなどを分析したりしています(^^;たまにお手紙のレスポンスとして次回注文時にサイトの備考欄に私たちへのコメントを下さる方もおられ、ささやかな交流がいつも楽しみです♪なので出来る限り通販サイトでのお客様にも何か楽しんでもらえることできないかなと考えます。


さて余談ですがこういったイベントや各種キャンペーン、限定商品などはスタッフみんなで話し合って決めております。

お客さん皆さん、ミルトンを色んな使い方をしてくださいます。毎日家で楽しむためのコーヒー豆を買いに来てくださったり、何か手土産やギフトの機会があったら必ずミルトンと決めてる!という方も多いですし、通販サイトを通して交流させて頂いているお客様も一度もお会いしたことはないものの大切なお客さまです。また、店頭ではドリンクも提供していますのでお仕事の合間に平日は毎日のようにドリンクで来て下さる方から週末にご家族みんなで来て下さる方、本当にたくさんの方に来ていただいています。そんな皆さんに何が喜ばれるのか…常に新しい発見があり、いつ来ても楽しかったと大満足してもらえるお店にするには…と、いつもみんなで考えています。

限定ドリンクや季節限定ブレンドは定番となってきましたが、夜カフェ・バーのコラボイベントやレシートくじなども好評だったのでこれからも色んな面白いことをどんどんしていきたいなぁと思っています(^O^)/

 

今回はその一環としての10月限定増量デーですが、もし好評であれば後続したいなぁと
個人的には思っています!

では明後日からです!
ご注文お待ちしてますねー(^O^)/

 コール  ミ・ル・トン
TEL:0120-56-3610

10月 01, 2021

【2021/09/24】 今年の秋ブレンドも好評いただいてます♪※11月末まで

だいぶ暑さも和らいできましたね!
それでもまだまだ水出しを買い求める方もたくさんおられます(゜-゜)
(ちなみに水出しアイスコーヒーは一年中販売してます♪)
この時期は、(特にコロナ禍になって)おうちでコーヒーを始める方が多いように思います。
やっぱりおうち時間も増えて、外食することも減ったら美味しいものを家でも楽しみたいですよね!

まずは器具から...と思っている方!
ご自身で調べて揃えられるのも楽しいですが、是非一度専門店で相談されることをおススメします!!!
というのも、、
クチコミも参考になるのですが、ライフスタイルや好みって一人ひとり絶対に違うからです!!!

30‐40年前ごろからスペシャルティコーヒーが定義され、少しづつ注目され始めて久しいですが、特に近年はコーヒーブームもあってコーヒーラバーが増えてきたので、世界中のメーカーさんが家庭用の器具・機械からプロ用のエスプレッソマシンやグラインダーなど挙って開発・販売してきています。正直、最高の逸品を待っていてもきりのない世界だなと感じます(^^;


コーヒー器具に関しても私たちは相談される側ですが日々接客していてもむやみにあるものを提案するのではなく、
まずその方の情報をヒアリングします。その方の価値観や生活パターン、性格などを踏まえてからでないと本当に長く活用してもらえるものはお勧めできません。
まずは相談して自分に合ったタイプをざっくり把握されてから探されるのがいいのかなと感じています。

夏の間はコーヒーを飲まなかったけどそろそろ温かいコーヒーを淹れようかな、という方も増えてきたのではないでしょうか。家で過ごす時間が増えた分、器具を新調してゆっくり丁寧にコーヒーを入れてみませんか!?



さて、9月から販売開始した秋ブレンド。
季節ブレンドのファンは多くいらっしゃいますが特に秋は毎年好評です♪

特徴は甘さ・コク。
甘さと言っても色んな甘さがありますが、温度変化によって色んなタイプの甘さを感じさせてくれます。
それだけでなくしっかりと複雑実のあるフレーバーも相まってコク、飲みごたえもあり満足感に繋がります。

食欲の秋ですのでスイーツと合わせるのも勿論ですが、単体で飲んでも満足できると思いますよ♪

さて、9月から販売開始した秋ブレンド。
季節ブレンドのファンは多くいらっしゃいますが特に秋は毎年好評です♪9月・10月・11月の涼しくなって温かいコーヒーが美味しい時期に販売します。

特徴は甘さ・コク。
甘さと言っても色んな甘さがありますが、温度変化によって色んなタイプの甘さを感じさせてくれます。
それだけでなくしっかりと複雑実のあるフレーバーも相まってコク、飲みごたえもあり満足感に繋がります。
食欲の秋ですのでスイーツと合わせるのも勿論ですが、単体で飲んでも満足できると思いますよ♪

通販での購入はコチラから
只今通販送料無料キャンペーン中!
是非いまのうちにお試しくださいね♪
※市のコロナ対策事業の一環ですので規定の上限に達しましたら突然終了することもあります。予めご了承ください。

 

【2021/09/19】サンタエレナ農園100年樹コーヒー、完売しました!

今年の福袋から、そして正式販売後からとっても好評だった
”サンタエレナ農園100年樹コーヒー”
遂に完売いたしました!!!!

100年樹というインパクトのある名前のおかげかたくさんの方に購入いただきましたが、
純粋に美味しさで気に入ってリピートする方がとにかく多かったコーヒーです(゜-゜)
100歳の樹だけで採れた実だけで作るコーヒーなんて私も今まで見たことありません。。。
長年コーヒー農園をされているリマさんだからこそできたのかも知れませんね!

販売期間中は、お客様から「コーヒーの木ってそんなに寿命が長いの!?」とよく聞かれました。
実際、100歳まで生かすには人間と一緒で手厚いメンテナンスが必要です。
大体の木は60~80年で限界を迎え、植え替えをします。
最近では品種改良や品種によるブームなどもあって30年程度で植え替えをすることも増えてきています。
だからこそ、こんなコーヒーはなかなか出会うことがないと思います。

100歳と言えばかなりの老木となり、私も個人的にピークを過ぎて枯れた味がするのかな?
と正直あまり期待をしていませんでした(笑)
が、飲んでみると皆さんもびっくりされたと思いますが味にとっても複雑味があって口にするたびに色んな印象を与えてくれるんです!!

人間と同じで経験(年数)を重ねるほど味が出るのか?なんでこんなに美味しくなるのか、いまだにハッキリとした理由は分からないのですが本当に不思議です。
かといって派手過ぎず、毎日でも飲みたくなる落ち着きもある...表現が難しいんですが、とにかく一度は飲んでみてほしいコーヒーの一つです(゜o゜)もうミルトンのお客様の中では「100年」という通称になり「サンタエレナ」はどこかいっちゃいましたが、販売中は「100年ある?」とか「100年を2つ」とか、飛び交っていて100年ファンが多いなぁっていつも感じてました。

そんなに味の評価が高いならいっぱい作ればいいじゃん!…と気軽に作れるものではありません。今作っても飲めるのは100年後。私たちが口にすることはないのです。そう考えると世界中の農業の中でもスパンが長いコーヒー産業は面白味もリスクも兼ね備えていて、楽しいものの携わるには覚悟がいるなぁと思います。

完売はしましたが、有難いことに今年もリマさんから100年樹コーヒーを買わせていただくことが出来、しかもつい2,3日前に日本の港へ到着したところです♪
これから手続きを経てお店へ届き、販売の準備等終わりましたら再び販売できるかと
思います。それまではドリップパック(こちらは製造から1年は美味しく飲めます)でお楽しみくださいね(^O^)/

【2021/09/15】日刊新周南さんに掲載いただきました!

9月初めにミルトンの店舗が夏休みをいただきありがとうございました!
休み明けもお客様から「良いお休みだった?」などとたくさんの声をかけていただき
お休みでご迷惑をおかけしたのにみなさん優しいなぁ。。。とちょっと感激しました(笑)

さて、先日の13日に
地元紙の日刊新周南さんに大きく掲載していただきました!

当初は季節限定のドリンクを始め、色んなドリンクが楽しめるということを知って
いただきたく取材を受けていたのですが、担当者の方とお話しするうちに、
創業からの歴史や買付の話で盛り上がり、本来の予定とは変わってきましたが
ミルトンが伝わる記事にして下さっています。

 





創業以来、これまで何度も地元メディアに取り上げていただくことがありましたがたいていの場合、話が盛り上がり脱線しまくって取材の趣旨を忘れるということになってしまいます。

お店として伝えたいことがたくさんあるのでいつも話過ぎてしまいますが、聞き上手な取材の方はちゃんと受取って掘り下げてくださいます。

スペシャルティコーヒー専門店と謳っているので、どうしても敷居が高いと敬遠されがちなのですが、コーヒーに対して本気だったり品質に厳しいだけで、来て下さる方にそれを求めたりは決してないので(笑)こういうメディアを機に気軽に来ていただき、純粋にミルトンやスペシャルティコーヒーというものを楽しんで頂きたいなぁと思います。

会社さんなどで目にすることが多いと思いますが、機会があれば読んでみてくださいね♪

ちなみに今回の記事で紹介させていただいた「黒ごまラテ」10月末迄やってます!!!
アイスもホットもあり、どちらも甘さ控えめながらゴマの香ばしい香りが広がりますので
飲んでみられてください(^-^)

また、ミルトンでは限定ドリンクとして3か月単位で色んなアレンジドリンクを提供しております!!ちょっと変わった組み合わせだったり面白いドリンクが多いので是非試してみてくださいね(^_-)

9月は祝日も多いですが、ミルトンは祝日関係なく木曜定休となっております。
そして、通販のお客様には水曜15時以降のご注文に関しては金曜発送となりますので
最短で土曜着です。
只今、金額に関わらず 送料無料キャンペーン中 です!

コーヒー好きな方には気軽に試せるチャンスですので是非お知り合いの方にも紹介いただけると嬉しいです♪
※こちらのキャンペーンは市のコロナ事業の一環です。
市の設けた一定基準の金額に達した時点で終了となりますのでご了承ください。